部屋干しの洗濯物が乾かない…原因と早く乾かすコツ、生乾き臭を防ぎたい【秋の長雨対策】

雨が続く季節といえば梅雨時期ってイメージですが、最近は秋雨とか台風、ゲリラ豪雨なんかもあるし、花粉とかいろいろあって洗濯を外に干すのも大変。
部屋干しをしても洗濯物がなかなか乾かず、気づけば生乾きのイヤなニオイまでついてしまう。
毎年のこととはいえ、やっぱりなんとかしたくなるものです。

「明日必要だから今日だけでもなんとかして乾かしたい」ということもあれば、「この時期はずっと部屋干しが続くので、根本的に何とかしたい」なんてこともありますよね。
部屋干しで洗濯物が乾きにくい理由ってどういうことがあるのか?生乾き臭の原因って?などなど今日からできる干し方の工夫から、干し方だけでは限界がある場合の道具を使った対策なんかチェックしておきたいものです。

なぜ部屋干しの洗濯物は乾きにくいのか

乾く条件は「温度」「湿度」「風(空気の流れ)」の3つ

洗濯物が乾くスピードは、大きく分けて3つの条件で決まるみたいですよね。

  • 気温が高いほど乾きやすい
  • 湿度が低いほど乾きやすい
  • 空気の流れがあるほど、洗濯物から蒸発した水分が逃げやすく乾きやすい

外干しの場合は、この3条件が自然にそろいやすいようなのですが、部屋干しになると風が通りにくくなったり、窓を閉めっぱなしだと湿度も外より高くなりがち。
同じ部屋の中でも、壁際や部屋の隅、窓際は空気がよどみやすくなるみたいですし、湿気がたまりやすい場所だったりするみたい。
確かに壁に近い側だけ乾きが遅いなんて経験あるような気が。

秋は気温が下がり始めるのに雨が多く、実は乾きにくい季節

雨の時期といえば梅雨どきの部屋干しの悩みはよく話題になりますよね。
ですが、実は秋も部屋干しには厳しい季節だったりするんですよね。
朝晩はもちろん、日中の気温も猛暑の季節にくらべると下がり始めるわけですが、地域によっては秋(9月前後)の降水量が増えたりってこともあるようです。

秋雨なんていわれたりもしますけど、梅雨のように「雨の季節」として強く意識されにくい分、対策が後回しになりやすいのが秋の部屋干しの悩みの原因だったりするかも。

高気密・高断熱住宅は湿気がこもりやすい

近年増えている高気密・高断熱の住宅は、外気の影響を受けにくく冷暖房効率が良いというメリットがある一方、室内に湿気がこもりやすい傾向があるとも言われているそうです。
「以前住んでいたところよりも部屋干しの乾きが遅くなった」と感じたことがある人もいらっしゃるかもしれませんね。
そういう場合は、住宅の気密性の高さが影響している可能性もあるみたいですよ。

生乾き臭はなぜ起こる?

「モラクセラ菌」という常在菌が原因?

部屋干しをしたときに、生乾き臭を感じたりしますが、その主な原因は、モラクセラ菌という、もともと人の皮膚などにも存在するありふれた菌って話を見聞きします。
ただこの菌自体が臭うってわけではなくて、衣類に残った皮脂や汚れなどを栄養にして増殖する過程で出す物質が、あの独特なニオイの正体らしいですよ。

つまり、洗濯の仕方が問題とかってことではなくて、「濡れた状態が長く続くこと」が、菌の増殖とニオイの発生を招きやすくしているみたいなんです。

乾くまでの時間と臭いの関係

モラクセラ菌というのは、どうやら湿った状態で活発になりやすいらしく、そのため洗濯物が湿ったままの時間が長いほど、生乾き臭が発生しやすくなるようです。
逆に言えば、「いかに早く乾かすか」によって、臭いを軽減したりってことで臭い対策の重要なポイントになるといえそうですよね。

今日からできる?部屋干しを早く乾かす干し方のコツって?

干す場所の選び方

洗濯物は、部屋の壁際や隅ではなく、なるべく部屋の中央や風の通り道になる場所に干すのがおすすめらしいです。
ドアを閉め切った密閉空間や、換気の悪い部屋は湿気がこもりやすいため避けたほうがいいのかもしれませんね。
また、カーテンのすぐ近くに干すと、洗濯物の湿気がカーテンに移ってカーテンにもカビがつく原因になることもあるようなので注意したほうがよさそうですね。

洗濯物同士の間隔をあける干し方

梅雨時期とかにテレビなどで洗濯物の効率的な干し方なんかを紹介したりしていますが、それをみると洗濯物同士の間隔が狭いと、そのぶん空気が通りにくくなり乾きが遅くなるといったことが紹介されています。
ハンガーの間隔を少し広めに取ったり、丈の長いものと短いものを交互に干して間に空間を作ったり、空気の通り道をつくってあげるだけでも、乾きやすさが変わってくるみたいですよ。

扇風機・エアコンの除湿機能を使った工夫

また、扇風機やサーキュレーターで洗濯物に直接風を当てると、乾燥時間の短縮につながりやすい!なんてことも紹介されていたりしますよね。
洗濯物の下から風を当てるように置くと、湿気がこもりやすい下側にも風が届きやすくなるようです。
やっぱり風を上手く活用するのって大事なんでしょうね。
またエアコンの除湿(ドライ)機能を併用するのも効果的らしいですよ。

これだけで十分な人・不十分な人の違い

部屋干しの頻度が週に数回程度で、部屋にある程度の広さや風通しがある場合は、ここまでの工夫だけでも十分に改善が見込めたりするんでしょうが、一方で、

  • ほぼ毎日部屋干しをしている
  • ワンルームなど部屋が狭く風の通り道を作りにくい
  • 洗濯物の量が多い(家族が多い、タオル類が多いなど)

といった場合は、干し方の工夫だけでは限界を感じていらっしゃるケースもあるかも。

生乾き臭を防ぐ・軽減する方法

洗濯物を溜めない・すぐ干す

洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯機から取り出して干す、これも大切なことらしいです。洗濯機の中に濡れたまま放置する時間が長いほど、菌が増殖しやすくなりそうですもんね。

部屋干し用洗剤・洗濯槽の清潔さの見直し

干し方以外でいえば除菌・抗菌をうたった部屋干し用洗剤に切り替えることで、ニオイが軽減されるのに効果的ってこともありそう。
他にも洗濯槽自体にカビや汚れが溜まっていると、洗うたびに菌を洗濯物に付着させてしまう原因にもなることがあるみたいなので、洗濯槽の定期的なお手入れもしてみるとよさそうです。
確かに、最近はテレビCMなどでも洗濯槽クリーナーの商品とかよく見かけるようになりましたよね。

 

それでも臭う場合の対処法

干し方や洗剤を見直しても生乾き臭が改善しない場合は、一度ついてしまったニオイへの対処法や、洗濯槽自体の見直しが必要な場合もありそうです。

干し方の工夫だけでは足りない場合の根本対策

除湿機・サーキュレーターでできること

干し方を工夫しても乾きが遅い、部屋干しの頻度が高くて毎回悩んでいる、という場合は、除湿機やサーキュレーターを取り入れるといいみたいですよね。

  • 除湿機:室内の湿度そのものを下げることで、洗濯物からの水分蒸発に役立つとか。
  • サーキュレーター:洗濯物に効率よく風を当て、部屋の空気を循環させることで乾燥を早めてくれるとか。

メーカーの試験データでは、こうした機器を使うことで自然乾燥に比べて乾燥時間を大きく短縮できるとされていますが、短縮の度合いは機種や部屋の環境、洗濯物の量によって実験どおりにはならないってこともあるでしょうけど。
購入を検討する際は、各メーカーの製品ページで自分の使用環境に近い条件のデータを確認するなどしたほうがいいかもしれませんね。

除湿機とサーキュレーターの違い

ちなみに、除湿機とサーキュレーターって何がどう違うんでしょう?

除湿機は「湿度を下げる」こと、サーキュレーターは「風を送る」ことが主な役割なんだそうです。
最近は両方の機能を1台に搭載した「サーキュレーター付き除湿機」という商品もあったりしますよね。
どちらか一方があれば十分な場合もあるでしょうし、部屋の広さや湿度の高さによっては両方が必要になる場合もあるでしょうから、どちらを選ぶか?一体型がおすすめなのか?のチェックポイントなども確認しておきたいですね。

導入を検討すべき人の目安

  • 部屋干しがほぼ毎日、あるいは週の半分以上ある
  • 干し方を工夫しても乾くまでに丸1日以上かかることが多い
  • 部屋の風通しが構造的に悪い(ワンルーム、収納が少ない間取りなど)
  • 生乾き臭が繰り返し発生し、洗剤を変えても改善しない

 

まとめ:自分に合った部屋干し対策を見つけよう

部屋干しが乾きにくいのも、生乾き臭が発生するのも、湿度・空気の流れ・菌の増殖という仕組みを知れば、対策の方向性が見えてきそうですね。

  • まずは干す場所や干し方の工夫から試してみる
  • それでも乾きが遅い、臭いが取れないと感じたら、洗剤や洗濯槽を見直す
  • 部屋干しの頻度が高く、工夫だけでは限界がある場合は、除湿機やサーキュレーターの導入を検討する

すべての対策を一気に行う必要はありません。自分の困りごとに合わせて、できるところから試してみてはどうでしょう。


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