羽毛布団を長く使っていると、満足感が不足してきて「そろそろクリーニングに出そうか」とか「いっそ打ち直し(リフォーム)にしようか」と考えたりするときがくるものなんだそうです。
ただ、羽毛布団をクリーニングに出すか?リフォーム(打ち直し)するか?というのはけっこう迷うモノのようですね。
基本的にどちらも布団をきれいにする、あるいは状態を整える方法ではあるのでしょうけど、いろいろ調べてみると目的や工程って大きく異なったりするものなんだそうです。
クリーニングとリフォーム(打ち直し)の基本的な違い
ざっくりとクリーニングとリフォームってどう違うの?って、イメージ的にはなんとなくわかるけど、モノが羽毛布団ってことになるとちょっとよくわからないってこともあるかもしれません。
クリーニングは「丸洗い」で汚れを落とす方法
まずクリーニングからですが、羽毛布団クリーニングは、布団を解体しないで、専用の設備で丸ごと洗浄するのが一般的な方法なんだそうです。
就寝中などにでる汗や皮脂などの汚れ、体臭などにおいを落とすことが大きな目的になるため、羽毛の量や質そのものを変えるってことにはならないみたいですね。
いわば、今の状態を「維持」するためのメンテナンス的なイメージでしょうかね。
リフォームは「解体して作り直す」再生方法
一方、羽毛布団リフォーム(打ち直し)になると、布団そのものを一度分解というか解体して、中の羽毛を取り出し、洗浄したうえで、不足分の羽毛を補いながら新しい生地に詰め直す方法らしいです。
羽毛自体をリフレッシュさせ、さらに生地も一新するため、単なる汚れ落としではなく、布団としての状態を「再生」させる方法と考えるとわかりやすいかもしれませんね。
クリーニングとリフォームどちらを選ぶべきか
では、クリーニングとリフォームのどちらを選ぶのがおすすめなのか?ということなんですが、これは、羽毛布団の状態にもよりますし、ご自身の生活スタイルなんかも関係してくるので、その状況によって違ってきそうです。
汚れ・においが気になる程度ならクリーニング
ダウンとかもそうですが、見た目の汚れやにおいが気になる程度で、ふくらみや保温力にはそれほど不満がないってことであれば、クリーニングでも十分かもしれません。
目的が臭いや汚れの改善ってことなら、手軽さや費用の面でも、まずはクリーニングから検討してみるといいかもしれませんね。
へたり・保温力の低下があるならリフォーム
一方、以前記事にした「羽毛布団は何年で寿命?」や「羽毛布団がぺちゃんこになったらどうする?」で紹介したような「ふくらみがなくなった」「以前より寒く感じる」といったサインが出ている場合であれば、原因は羽毛そのものの量や質が低下していることであることが考えられます。
なので、羽毛の量や質いついてはクリーニングでは改善しないケースが多いので、このような場合は、羽毛を補いながら仕立て直すリフォームするというのがおすすめの選択肢になりそうですね。
自分の布団がどちらの状態に近いか分からない場合は、寿命のサインやへたりの原因を整理した記事もあわせてご確認ください。
迷ったときの考え方
ただ長年使い続けていると、「汚れも気になるし、へたりも感じる」という場合も出てきますよね。
そのような場合は、クリーニングでは汚れは取れるかもしれないけど機能性の面での根本的な解決できない可能性が高そう。
そこで、汚れもヘタリも気になる場合であればリフォームを軸に検討するのがおすすめになりそうです。
反対に、購入してからまだ数年程度だし、軽いし十分温かい!、だけど汚れ・においはなんか気になるって場合なら、クリーニングで様子を見るというのが無難かも。
クリーニングのメリット・注意点
クリーニングのメリットは、なんといってもリフォームに比べてると費用的にも手軽な点ではないでしょうか。
それに比較的短期間で仕上がるので、タイミングを見計らってクリーニングすればいざ使うってときに困らない可能性も。
一方で、生地に傷みがあったりすると、洗浄の負担で破れたり!なんてリスクもないとはいえないので、クリーニング店選びなども注意が必要ということも考えられそうです。
リフォームのメリット・注意点
リフォームのメリットは、羽毛と生地の両方を整え直すことで、状態をまるで買ってばかりの状態に改善できる可能性がある点じゃないでしょうか。
長年使ってきた思い入れのある羽毛を活かしながら、新品に近い状態に戻せるなら嬉しいですからね。
ただ一方で、クリーニングに比べて工程が多くなるので、仕上がりまでの期間も長くなりがちですし、費用もそれなりにかかってしまいます。
しかもすべての布団がリフォームに対応しているわけこともあるので、自分が使っている羽毛布団がリフォーム可能かどうかも注意が必要のようです。
羽毛の含有量など、対応可否には条件があるため、依頼を検討する際は事前に確認しておくと安心かもしれませんね。
「維持」か「再生」か、目的で選ぶ
ざっくりとした意見になりますが、クリーニングは今の状態を「維持」するための方法、リフォームは羽毛と生地を整え直して「再生」させる方法というのがこれら2つの違いと考えるとわかりやすいかもしれません。
汚れやにおいが中心の悩みならクリーニング、ふくらみや保温力の低下が気になるならリフォームを軸に検討してみるといいのかもしれません。
リフォームをより具体的に検討したい方は、メリット・デメリットを詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。
