水で膨らむ土のう袋で浸水など水害対策にも使えそうだけどどこで売ってる?

近年は、ゲリラ豪雨や台風などの影響で線状降水帯などがどこで起き、どこで水害が発生するかわからない時代になっていますよね。

大雨による水害や土砂災害から身を守るため、ハザードバップなどを確認したり、避難場所を確認するなどの準備はもちろんですが、家庭でも手軽にできる自宅の浸水対策への関心が高まっています。

家への浸水対策としては、これまでは土のう袋に土砂をいれて水が入って来ないように積み上げたりする方法が多かったですが、土を準備したり、土をいれた重い土のう袋を運ぶなどの作業がかなり大変。

ですが近頃は、吸水ポリマーを使用した簡易土のうというのがあって、水だけで短時間のうちに浸水対策が可能になるんだそうです。

水で膨らむ土のう袋って、どんなもので、どこで売ってるんでしょうか?

水で膨らむ土のう袋とは?

水で膨らむ土のう袋ってどんなモノなのか?
どうやら、簡易土のう吸水ポリマーというもので、特殊な高分子吸収体(吸水ポリマー)が内蔵された袋状の浸水対策用品らしいです。

水に浸すことで袋内のポリマーが膨張して、従来の土のうと同様の止水効果を発揮するということのようです。

軽くて簡単水で膨らむ土のう袋

水で膨らむ土のう袋は、水を吸水するまではすごく軽いので女性でも簡単に運んだりできるそうです。

従来の土のう袋は、土砂を袋に詰めたりしないといけなかったのですが、水で膨らむ土のう袋は、それが必要ないというのが大きな違いでしょう。

水さえあれば約3~5分程度で設置準備が完了し、重量は吸水後約10~20kg程度になることが一般的みたいですよ。

使用前は非常に軽量でコンパクトなため、保管場所を選ばないという利点もあるんだそうです。

設置がとても簡単

吸水ポリマー式の水で膨らむ土のう袋は、上でも紹介したように設置作業の負担がないっていうのが人気の理由のようです。

コレまでの土のう袋であれば、重い土砂を運搬したり、袋詰め作業を行ったりしなければなりませんでしたが、水で膨らむのでその必要がないとすれば簡単便利ですよね。

これなら女性や高齢者でも比較的簡単に取り扱えそうですし、緊急時に慌てることなく、落ち着いて浸水対策の準備ができそうですね。

保管場所ってどう?

水で膨らむ土のう袋は、使用前の状態はとっても薄くて軽いので、住宅などの限られたスペースでもあまり場所をとることなく保管できそうです。

クローゼットや物置の隙間とか、車のトランクなど、いろいろな場所に常備しておくことができそうですね。

それに、使用期限も比較的長期間設定されている製品が多いようなので、一度購入すれば長期間の備えとして活用できる可能性があるんだそうです。

水で膨らむ土のう袋は再利用できる?

一般的な土砂を使う土のう袋も、水に浸かってしまうとそれを再利用するのは難しいですよね。

水で膨らむ土のう袋は再利用とかできるんでしょうか?
再利用できるなら環境の面からもすごくいいんでしょうけど。

ただ、残念ながら一度水を吸ってしまった吸水ポリマー式土のうのほとんどは、再利用はできないようです。

再利用はできないけれど、使用後に一般廃棄物として処分できる設計にはなっているようなので、環境面にも配慮はされているのかもしれません。

確か、Amazonとかで売れている水で膨らむ土のう袋も、乾かしてゴミとして出すことができるようなことが書かれていましたよ。

これなら従来の土のうのように土砂の処分場所に困ることがなく、災害後の片付け作業も比較的簡単に行えるかもしれませんね。

効果的な使用方法

設置場所の選定

吸水ポリマー式土のうは、玄関前や勝手口、ガレージの入り口など、水の侵入が予想される箇所に設置することになると思います。

地面の状況や水の流れを考えながら、最も効果的と思われる位置に配置することが重要になりそうですね。

水で膨らむ土のう袋の使い方

水で膨らむ土のう袋の使用方法などは、商品によってそれぞれ違う可能性はありますが、一般的には水に浸す際、バケツや浴槽などの容器に水を張り、土のう袋を完全に浸水させるという方法のようです。

製品によって膨張時間は異なりますが、一般的な商品では3~5分程度で十分な大きさに膨らむそうですよ。
完全に膨張したことを確認してから設置位置に運搬して設置していくんだそうです。

何個ぐらい必要?

単体で使うようなモノではないので、やはり複数個を隙間なく並べて設置するため、一定の個数は準備しておく必要があるかもしれませんね。

もちろん、自宅の状況によってどのくらい個数が必要かは違ってくるのでなんともいえませんが、複数個を隙間なく土のう同士を密着させて配置して、水の侵入経路を確実に遮断することがポイントになりそうです。

完全防水への過度な期待はNG

吸水ポリマー式土のうは浸水を軽減する効果は期待できますが、完全に水をシャットアウトできる訳ではないと思います。

これは、土砂を使うこれまでの土のうでも同じですよね。

ギリギリの状況であれば、ある程度の効果も期待できそうですが、ニュースで見かけるような大規模な浸水に対しては限界があることを理解して置いたほうがいいでしょうし、他の対策と組み合わせて使用するなどの対策も合わせて検討するほうがいいのかもしれません。

水で膨らむ土のう袋はどこで売ってる?

土のう袋はホームセンターなどで売ってるイメージありますが、水で膨らむ土のう袋ってどこで売ってるんでしょう?

ホームセンター

全国展開している大手ホームセンターチェーンでは、防災用品コーナーや園芸用品売り場で吸水ポリマー式土のうを取り扱っているかもしれません。

DCMやビバホーム、コーナンなど大型のホームセンターなら品揃えも豊富でしょうし、売ってる可能性もありそうですし、もし、取り扱いがあれば、実際に製品を手に取って確認できるので安心感も感じられますよね。

Amazonや楽天市場などインターネット通販

Amazonや楽天市場などのオンラインショップでは、水で膨らむ土のう袋をはじめいろいろな浸水対策商品などの取り扱いがあります。

様々なメーカーの製品を比較検討できますし、レビューや評価を参考にしながら、自宅の状況に適した製品を選ぶこともできそう。

ポイントを利用してお得に購入することもできるでしょうし、他の災害対策アイテム、水や食料など備蓄品なども合わせて配送してもらえるのは助かりますね。

防災用品専門店

防災グッズを専門的に扱う店舗では、より詳細な商品説明や使用方法のアドバイスを受けることができそう。

初めて購入する方や、使用方法に不安がある方には特にお勧めの購入先といえそうです。

ただ、防災用品専門店ってどこに有るの?って、探すのも大変かもしれませんね。

 

おすすめ商品紹介あれこれ

ネットなどでは、水で膨らむ吸水ポリマー式の土のう袋が注目されているようです。

この製品は約5分という短時間で設置準備が完了し、緊急時の浸水対策に適していると考えられます。

コンパクトな保管サイズでありながら、吸水後は十分な重量と容積を持つため、玄関前やガレージの浸水対策に効果的な活用が期待できそうですね。

設置に特別な技術や道具を必要とせず、どなたでも比較的簡単に使用できる設計になっている点も魅力的です。

台風シーズンやゲリラ豪雨が増加する昨今、備えあれば憂いなしという観点から、家庭の防災用品として検討してみてはいかがでしょうか。

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